就労継続支援A型ってなに?
就労継続支援A型とは、障がいや難病のある方が、雇用契約を結んで、支援を受けながら就労する事業所のことです。(以下、A型事業所と記載)
・精神的に安定しづらく、なかなかお仕事が続かない
・人とうまく付き合うのが苦手
・何年も引きこもっていたので、こんな自分に仕事ができるかわからない
などといった不安がある人が、一般就労に向けて準備をするところといったイメージですね。
私も、うつ病を経験し、4年ほど実家に引きこもっていたので、突然一般企業に再就職するのはとても不安でした。
それでも働きたいという意欲は出てきた時に、病院の先生など、私のことを支援してくださる方々の勧めで、A型事業所で働いてみることに…
私はパソコンの専門学校に行っていたので、A型事業所でもパソコンの作業がしたいと希望していました。
そのため、最初の事業所ではブログを書く仕事をさせていただくようになりました。
それでも、音や匂いに敏感な私は、A型事業所ですら、まともに働くことができませんでした…
こんなことすらできないなんて… と、すごく落ち込みましたが、支援員の方がすぐに在宅でパソコン作業ができる事業所を見つけてくださって、次はそこでお世話になることに…
これが、私にとって「運命の出会いなのでは?」と思うほどの出会いでした。
ここではA社としておきます。
自宅にいながら、1日4時間の作業。
しかもパソコンに向かって、文字を打つだけの作業だったので、とても楽でした。
(私の場合は、もともとパソコンの専門学校に行っていたので、文字入力に抵抗がなく、他人のいない空間だったので良かったのですが、その環境が合う人・合わない人はいると思います。あくまで私の場合です。)
その仕事が順調に行って、半年が経とうとしていた時、一般就労で良さそうな案件があったので、そちらに飛びついてしまいました。
つまり、半年で退職してしまったのです。
転職したのは、障害者雇用で、学校の事務のお仕事でした。
しかし、いくら障害者雇用といっても、やはりたくさん人がいる空間でのお仕事は、私にはまだ早かったようで、1ヶ月で行けなくなりました。
正確には、学校までは行けるのですが、自分の車から出るのが怖くなり、出社することなく早退するというパターンが多かったです。
そしてそのまま、学校を退職してしまいました…
そんな私でも、A社はまた雇用してくださいました。
そして、文字入力の仕事だけではなく、動画や画像編集の仕事も探してきてくれて、私にやらせてくれました。
体調が悪くなっても大丈夫なように、完成までの日程はとても長く設定してくれたり、多少の間違いがあっても大丈夫なように、スタッフがチェックをしてくれたりと、サポートも充実していました。
今ではその会社からお声がけいただき、一般雇用のスタッフとして働かせてもらえています。
もちろん、一般雇用でも体調が悪化してしまったらサポートしてくださったり、休みやすいように配慮してくださっているので、とても助かります。
次回からは、私がどのように一般就労に行くことができたのか、障がい者にとって、何が大変なことなのかなども発信していけたらと思っています。
もしよければ、見守っていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。